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香港当局、クジラの死骸発見で怒りが爆発、法改正を検討すると誓う

Aug 10, 2023Aug 10, 2023

香港(AP通信)-香港政府当局者は火曜日、クジラの死骸の発見によりソーシャルメディア上で怒りと、観光客がクジラの死の一因となったのではないかという憶測を引き起こしたことを受けて、法改正を検討し、クジラの保護を強化するための議定書を制定すると誓った。

ツェ・チンワン環境生態省長官は、クジラの傷が死の原因かどうかは不明だと述べた。 しかし同氏は、7月中旬に初めてクジラが市内で発見された後、ホエールウォッチング活動がクジラを混乱させたり傷つけたりした可能性があると示唆した。

「この事件は、私たちが野生動物を不適切な方法で扱っていた可能性があることを示している」とツェ氏は記者会見で述べた。

同氏は、公教育を強化し、市の海域でクジラを扱うための議定書を制定し、特定の海域への船舶の進入を当局が制限するのに課題をもたらしている現行法の見直しを約束した。

月曜日、ハイキングコースとビーチで知られる西貢地区の沖合でクジラが発見されてから、ソーシャルメディア上では多くのコメントが、クジラの死は過去2週間でこの地域に集まってきた観光客のせいだと非難した。

香港海洋公園保護財団は先週、プロペラで傷を負ったこの動物に群衆が近づくのが目撃されたとの声明を発表した。 同団体は、近くでの人間の活動がストレスを与え、生命を脅かす結果をもたらす可能性があると警告した。

同財団のハワード・チュク所長は火曜日、この哺乳類には「比較的大きくて深い」新たな傷があり、ニタリクジラの若い個体とみられると述べた。

解剖が進行中だ。